8章-第23話につきまして

8章-第23話ですが、午前1時アップしましたが、
午前6時半で掲載を一時中断いたしました。

ぼく中断。

ごめんお。

再度アップするかどうかは、少し考えます。

さらに8章-第23話につきまして

えー。みなさま。
勝手に話題騒然の8章-第23話につきまして、解説いたしたいと思います。

そもそも8章に、この話題を入れましたのは、いろいろと考えがあってのことなのですが、第23話には、右京たち手口が掲載されていたわけです。
どうして被害者が名乗り出ないのか?

これは半ドキュメントですので、読まれた方には、かなりのショックであったろうと思います。
嫌悪を抱かれた方もたくさんいらっしゃいまして、苦言をおっしゃられたかたもいらっしゃいましたが、それもご無理のないことです。

みなさん、こうした「脅迫」というと、たいていのドラマや小説が「写真ばらまき」って考えるわけですし、それ以上のことを描いたもの、あまり見たことありません。
でも、現実はそんななまやさしく進んでくれるわけでもないんですね。
第23話には、それとはまったく違った「精神的脅迫」を掲載しましたので、まー驚かれるのも無理はないわけです。

では、なぜそんなものをコメディ小説「ぼくちゅう」が取り上げているかと言いますと

それはやはり伝えなくてはならないからです。

すでに親となられている方、特に娘さんのいらっしゃるかたは「気をつけなさいよ」とは言いますが、こんな具体的な手口を親の口から言えますか?
じゃぁ娘さんは、なにに「気をつける」のでしょうか?

僕も娘がいますが、とても自分の口からこんな手口しゃべれません。
じゃぁ、性犯罪だけを扱った小説をあずけられるか?といったら、誰もそんなもの預けませんし、だいたい娘さんが読みませんよ。そんなもの。

でも性犯罪は確実にみなさんのすぐとなりに存在して、毎日、数分に一度おきているわけです。
しかもどんどん年少化している。
もう、発達していない小中学生が安全なんて誰も言えないどころか、一番危なくなってるわけです。男の子でさえ危ない。

あなたの娘さんは大丈夫って、誰が保証してくれているのでしょう?
西条くん。あなたの娘さんについていますか?

だからね。
それはこういう小説の役割なんだなー、って思ったわけなんですね。

中学生でも軽く笑って読めるぼくちゅうだから、そういう衝撃的なこと。現実にあるんだ、って教えることができる、って思ったわけです。

大人がそれを避けるのも、目をつむるのも勝手ですし、2度とブログ読まないのも勝手です。

でも数分に一度以上。この日本のどこかでは起きているんですよ。
目をつむっていたって犠牲者はいるんです。

現実に。

14歳のかたのコメント入っておりまして。
ショックだったそうです。もっともだ。
でもその子は学んだようです。それだけでも価値があった。


大人ってね。みんないい人じゃないんだよ。



8章-第23話 原文はこちらです。上記をふまえた上、読まれたい方だけどうぞ。